B型肝炎とC型肝炎の症状 [肝炎]

ウイルスが体に入ってきて、それが発病するまでの期間のことを潜伏期間といいます。
B型肝炎の潜伏期間は1~6か月もあります。
成人が感染したときには、A型肝炎の場合は、発熱などのはっきりした症状が出ますから、発病がすぐにわかりますが、B型肝炎の場合は、はっきりした症状のみられないことが多いのです。
一般的には、体がだるくなる、食欲がなくなる、しだいに尿の色が濃くなってくる、といった症状が徐々にはじまってきます。

熱の出ることはごく少なく、もしB型肝炎で発熱を伴うようであれば、病気が重いと考えられます。

C型急性肝炎発病のときの症状は、B型肝炎よりももっとはっきりしません。
病気は起こっていても、症状が出てこないことのほうが、むしろ多いかもしれません。
それほど症状が軽いといえます。

症状が出てくるとすれば、なんとはなしに体がだるい、疲れやすい、なんとなく食欲がない、などが大部分であろうと思います。

急性肝炎にしても、慢性肝炎にしても、肝炎というのは、症状が出にくく、黄疸でも出ない限り、肝炎に特有の症状もみられません。
なんとなく疲れやすいとか食べられないなどの症状は、あらゆる病気でみられる症状ですが、そうした症状があるときには、血液検査を受けておきましょう。

タグ:肝炎

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。