くも膜下出血は予後の長い病気 [くも膜下出血]

くも膜下出血は一刻を争う病気です。
したがって、くも膜下出血の発作を起こしたときは、できるだけ設備の整った病院に運び、適切な処置を受けることが重要といえます。
くも膜下出血の場合、超急性期の治療が病気の予後を大きく左右するからです。

しかし、くも膜下出血という病気は、すべて病院まかせでよくなるものではありません。
残された機能を最大限に回復するためには、患者さん自身の努力も必要ですし、家族の手助けが必要になることもあります。

また、退院後も処方された薬をきちんと服用し、再発の予防につとめなければなりません。
もちろん、禁煙や節酒、食生活の改善や適度な運動など、生活習慣の改善も必要になるでしょう。

くも膜下出血の発作を起こして急に倒れた場合などは、多くは救急専門の病院に運ばれます。
しかし、運ばれた病院には、リハビリの専門家がない場合もあります。
そんなとき、転院するべきかどうかが大きな問題になってくるでしょう。

くも膜下出血の場合、急性期と慢性期では、治療の内容も目的も大きく違ってきます。

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